コロナ後のパチンコ業界は、相当厳しい環境に

今週2月8日に、海物語で有名なSANKYOの決算が発表されました。

昨年同時期で約617億円あった売り上げは、33%ダウンの410億円に減少し、営業利益も6割近い減少となる約42億円でした。

このコロナ下でも黒字を出していることは凄いことですが、パチンコの機種で一番有名な海物語を製造しているSANKYOでさえ、コロナの直撃を大きく受けていることがわかります。

コロナの影響だけではなく、沖ドキやミリオンゴッド神々の凱旋と言った人気機種が軒並み撤去となり、パチンコ店のスロットコーナーは閑古鳥が鳴いています。

駐車している車の台数を見ても、コロナ前の状況には戻っていません。

私は10年以上パチスロ&パチンコを続けていましたが、昨年凱旋が撤去される前に打ちに行って以来、一度もパチンコ店へ足を運んでいません

昔は休みがあれば、パチンコやスロットを打ちに行こうと思っていたのが、まるで嘘のようです。

コロナの影響と言うよりは、単に打ちたいと思える機種が見当たらないのが、行かなくなった一番の理由です。

今の六号機には2,400枚規制と言う、打ち手側には何のメリットもない規制が設けられてしまっているため、上記のような万枚突破と言う感動も味わうことができません。

将来的には規制が緩和されるかもしれませんが、残念ながらパチンコ店の経営危機の方が先でしょう。

1995年には2万店舗以上あったパチンコ店も、2019年末には実に38年ぶりに店舗数が1万店を割り込むほど、パチンコ店は大きく減少しています。

規制はどんどん厳しくなる一方で、パチンコ台は無駄に巨大化して導入費用が高額になっており、パチンコ業界に明るい兆しは全く見えません。

早く出玉の規制を緩和しないと、パチンコ店はますます経営が厳しくなり、これから閉店する店舗はますます増えていくことでしょう。

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