新型コロナの感染者が拡大した影響で、再び緊急事態宣言が発動され、その数は徐々に増えてきました。
都道府県によっては、独自の緊急事態宣言を出すところもあり、再びコロナを意識した生活スタイルが強く求められるようになりました。
そんな中で気になるのがパチンコの存在です。
去年緊急事態宣言が発動された時は、休業要請を無視して営業していたパチンコ店に対し、テレビのニュースでは県外ナンバーや行列ができている状況を報道し、最後には都道府県知事が、名指しで営業していた店名を公表するなど、パチンコ店にとっては非常に風当たりの強い状況となっていました。
しかし、今回は短縮営業もなく、そのことについてマスコミから批判されている報道はほとんど見かけません。
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パチンコ店ではいまだにクラスターは発生していない
飲食店でのクラスター、大学の飲み会でのクラスター、カラオケでのクラスターなど、新型コロナに感染するリスクの高い行為は、やはり会食やマスクを外した状態で密になっている環境でしょう。
パチンコ店は人も多く、一見密になりやすそうなイメージがありますが、実はパチンコ店では一度もクラスターが発生していません。
パチンコ店は、元々タバコの煙対策で強力な換気設備が備わっている
去年の4月にパチンコ店でも全面禁煙化されましたが、それまでは喫煙者の方の方が圧倒的に多く、パチンコ店の中は常にタバコの煙が充満していました。
年々人々の健康志向が強まる中で、パチンコ業界も非喫煙者や女性客を取り込もうとするため、タバコの煙が充満している環境を少しでも改善させようと、パチンコ店は換気設備にお金をかけてきました。
パチンコ店で使われている換気設備は、その巨大な建物の中の空気を入れ替えることができるだけの能力を持つ、強力な換気設備が備わっています。
つまりタバコの煙対策で取り入れていた換気設備が、新型コロナの対策にも非常に有効となっています。
一般の飲食店では、そこまでお金をかけて設備を導入することはできません。
パチンコ店の業界売上高は年々減ってはいますが、それでもいまだに年間で20兆円近い規模を持つ巨大産業です。
そのため新型コロナ対策におけるコスト増は、パチンコ店の売り上げに比べれば十分に賄えるだけの範囲内となっています。
会話も無ければ、マスクを付けながら黙々と打ち続ける人がいるだけ
私は凱旋が撤去されるまでに一度打っておきたかったので、「さよなら凱旋」の意味も込めて、撤去された去年の11月に最後の打ち納めに行ってきました。
その時行ったホールでは、客の全員がマスクをつけており、店員も空いた台を除菌スプレーで掃除をしていたので、感染するような怖さはありませんでした。
そして凱旋最後の打ち納めで、無事にゴッドを引くことができました。
最後はアメグレ流して、できれば万枚出して終わりたいと思っていましたが、さすがにそこまでの引きはありませんでしたww
確かにプレイしている人の数は、ハーデスの撤去の時が満席だったのに比べると、凱旋に関しては空き台もあったので、コロナの影響でプレイしているユーザー数は確かに減っていました。
ただコロナ下では、隣に人がいない方がむしろ良いので、集客が減っていることはむしろ安心感がありました。
ただ、勝てるかどうかはまた話が別ですが……。
みんなマスクを付けながら黙々と打っていたので、全面禁煙でタバコを吸うためにマスクを外す人もおらず、タバコの煙対策で導入された透明な板もある以上、飲食やカラオケをするのに比べれば、はるかに安心できる環境だと思いました。
一番のネックは、万が一陽性反応が出た場合、パチンコ店に行っていたことがばれてしまうこと
このように、パチンコ店での感染対策はしっかりとしていますが、緊急事態宣言が再び発動された以上、パチンコ店へ行くのを控えている人も多いと思います。
個人の意思で行くのを自粛している人もあれば、私のように凱旋が撤去され、6号機ばかりのホールには魅力を感じず、撤去後は行かなくなったというケースもあります。
今の環境下でパチンコ店に行くリスクとしては、コロナの感染よりも人の怖さです。
PCR検査で陽性反応が出てしまうと、自分の行動がインターネット上で全国に公開されてしまいます。
もしそうなった場合、あなたがパチンコ店に行っていた事実が、家族や友人職場の全員に知られてしまいます。
その時周りの方は、あなたがパチンコ店に行っていたことに対して、果たしてどう思うでしょうか?
パチンコ店はコロナ対策をきちんとしているから、まあ仕方ないよね。
残念ながら、そうは言ってくれないでしょう。
これだけみんな気を付けているのに、なんでパチンコなんか打ちに行っていたんだ!!!
きっとこうなるでしょう。
未だにパチンコ店では、新型コロナウイルスのクラスターが一件も発生していないという事実がありながら、パチンコ店への世間の印象は、おそらくそう簡単には変わりません。
最初の緊急事態宣言の時に、営業を続けていたパチンコ店へ浴びせられた批判の声は、きっと多くの方の記憶に残っているでしょう。
コロナの状況下でパチンコ店に行っていた事実を、良く思わない人の方が圧倒的に多い。
パチンコやスロットが好きで打っている人には、少し残酷な話かもしれませんが、パチンコ店で行った後にコロナに感染してしまった場合、このようなリスクを抱え込むことになります。
行くか行かないかは個人の判断ですが、社会人であれば上長に相談したり、家族がいる方であれば、家族でパチンコ店に行くことをどうすればよいか?判断を聞いてみるのも良いでしょう。